幸せとは諦めの産物
March 03, 2016
最近運動不足なのが目に見えて進行してきてしまったのでトレーニングをするようになりました。
それをやっていて思うことは・・・
辛い
私の感情を表すにはそのたった3文字の言葉で十分です。
しかし、今までやってこなかったツケ出しかないので文句を言っても仕方がないのですが・・・
それをやっていて思うことは・・・
辛い
私の感情を表すにはそのたった3文字の言葉で十分です。
しかし、今までやってこなかったツケ出しかないので文句を言っても仕方がないのですが・・・
ふと思ったのは・・・
そんな苦行の中で感じるのは、何もしなかった自分に対する憎しみと、このまま何もしなかったらどうなっていたのか?
という、自堕落な未来の自分に対する感情でした。
何もしなければ確かに楽に過ごせるし苦労も感じなくてすむので今よりも幸せであると感じるのかもしれませんが、運動不足でできることが制限され狭い中で生きるいわば井の中の蛙状態になっていたのかもしれないという感情です。
知らない間に自分の視野を狭めて自分が相対的に優れているという自己防衛をしていたのかもしれません。
年収と幸福度は一定以上までいくと比例しない
どこぞの大学の論文では7.5万ドルを超えると幸福度は年収に比例しなくなるという結果があるようです。
お金だけでは幸せは掴めない・・・
お金がありすぎると逆に不幸になる・・・
そんなことを言ってきた人はこれまでに星の数ほどいます。
ただそれでは、どこか漠然としすぎていますよね。
選択肢の数
お金とは、もともと経済活動を円滑にまわすためのツールとして使われるようになったのが最初です。
それは、ある地方では石であったり、ある地方では貝であったりしました。
ちなみに、「財」や「貨」「賃」など、お金に関する文字に貝がつくのは昔貝をお金として使っていたからといわれています。
今ここに、柿が5つあります。
あなたは、この柿を5つ買おう!
と思ったとします。
所持金を見ると
- 1つ買うお金すらない
- 2つ分のお金しか持っていない
- 5つちょうど買えるだけのお金を持っている
- 5つ買っても余るお金を持っている
この4パターンがあったと仮定してください。
- 1つ買うお金すらない の場合
- 2つ分のお金しか持っていない の場合
- 5つちょうど買えるだけのお金を持っている
- 5つ買っても余るお金を持っている
柿を買うという本来の目的を達成できないので、この場面において幸せを感じるということは難しくなります。
万引きや詐欺でもしない限り、柿を2つ買ったが3つ買えなかったという結果になります。
自分の欲求は5つであったのに対して2つ分の欲求しか満たせないということで柿を買えたということで最低限の幸せを感じるかもしれませんが、5つ買いたいという本来の欲求は満たされないので5つ買えたということに対する幸せと比較すれば程度の低いものであることは理解していただけると思います。
自分の欲求は5つであったのに対して2つ分の欲求しか満たせないということで柿を買えたということで最低限の幸せを感じるかもしれませんが、5つ買いたいという本来の欲求は満たされないので5つ買えたということに対する幸せと比較すれば程度の低いものであることは理解していただけると思います。
手元からお金はなくなってしまいましたが、本来の目的は達成したので1.や2.と比較してより大きな幸せを感じることができるでしょう。
問題はこの選択肢。
これは本来の目的は達成しましたがまだ手元にお金が残っています。
ですが本来の目的は達成してしまったので、この後に使う理由はありません。
使ったとしても意味のない散財。
ドブに捨てているようなものです。
柿の数を人間が持っている欲望の数に変換してみるとどうなるでしょうか?
欲が満たされれば当然幸せを感じ、すべての欲が満たされた人間は「自分は幸せである」
そう答えるのではないでしょうか?
欲がなければ幸せを感じやすい
5個欲しいとおもっていた柿をあれこれ理由を付けて2個欲しいというように自分の欲を下方修正したとします。
となると、1.以外の場合で自分の欲求が満たされ金銭的な面での幸せを享受することができます。
逆に、この柿を10個欲しい20個欲しい・・・
と果てしない欲望を持っている人間は金銭的な幸せを感じることは難しいでしょう。
今あるもので幸せと思い込むのが「本当に幸せ」であるのか、手に入れられない幸せを追い求め続けるのが「本当の幸せ」であるのか・・・
どちらも正しい気はしますが、幸せを感じる時は幸せを求めるための努力をやめた時なんでしょうかね?
その努力を怠らない金持ちが一定数いるおかげで7.5万$が境界線となってしまっているのでしょうね・・・
では、また~(*・ω・)ノシ
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julyausspopotamous at 01:29│Comments(0)│└ひとりごと